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知ってほしいこと。伝えたいこと。Q&A
皆様に今回の事業の内容についてご説明をさせて頂く中で、
最も良く聞かれるご質問と、その回答をまとめさせて頂きました。
簡単ではございますが、本事業について皆様のご理解の一助となれば幸いです。
ごしつもん
どうして私たちの町に有害物質を持ち込んで、環境を悪化させようとするのですか。「自然由来の物を不溶化」するとはいっても、法律上は何でも入れられる施設ではないのですか?
かいとう
 本処理施設は、法の処理基準に対して、自主的に受入を厳しく制限する目的で「自然由来汚染土壌に限定し、しかも不溶化処理を施し、土壌環境基準に適合した土壌を受け入れる施設」です。施設は土壌汚染対策法のガイドラインに従って建設しますが、さらに自主管理基準を上乗せする事で皆様に安心していただけるような施設を目指しております。
 一部の方々は、「それは自主規制で、いくらでも変えられる」と主張されているようですが、これは事前協議の最初の段階から一貫して申し上げていることで、今後とも変更しないことをお約束致します。

ごしつもん
埋立地から排出される排水は環境基準の10倍で、有害物質が溶け出していないかの検査もしないと聞きました。それで一体、町の環境を汚染しないと言えるのでしょうか?
かいとう
 一部の方々が法律の排水基準値をもって、環境基準の10倍の排水を流せる施設だと主張されているようです。そもそも排水基準は法律や条例に基づいて設定されている河川等の公共用水域の環境を守るために定められている基準ですが、弊社ではこの排水基準に上乗せして自主基準を設定し、排水予定水質は環境基準以下としております。
 また、有害物質の溶出試験も定期的に実施し、自主管理基準を遵守していることを確認してまいりますので、鋸南町の環境を悪化させるような施設ではないと考えております。
ごしつもん
今は計画されていないけれど、変更すれば東日本大震災で発生した放射性廃棄物を埋め立てることができる施設だと聞きました。本当はそんなことを考えているのですか?
かいとう
 最近、このようなご質問をよくお受けするようになりましたが、そのようなことは一切計画しておりません。そもそも今回計画している施設は、土壌汚染対策法に基づく「埋立施設」であって、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく「廃棄物処分場」ではありませんので、ご指摘のような廃棄物は受入できません。今後ともそのような廃棄物を受け入れることは事業者として絶対にしないことをお約束いたします。
 また、埋立に用いる土壌の放射線量は一般の土壌と変わらないものと認識していますが、土壌の受入に際しては放射線量を定期的に確認し、安全性を確保してまいります。
ごしつもん
当初の説明では埋立跡地を「サッカー場等」とすると聞いていたが、現在県へ申請している業の許可申請では「森林復旧」となっているらしい。おかしくはありませんか?
かいとう
 将来的に埋立跡地を「サッカー場等」とする計画に変更はありません。サッカー場等とするためには土対法とは別の手続きが必要であって、現段階では詳細計画が未定であることから申請上は「森林復旧」としています。
 事業が進展し、詳細計画が定まってきた時点で関係各所と協議しながら必要な手続きを経て、サッカー場等の整備を行う予定です。
 また、跡地利用の詳細計画の策定にあたっては、町の皆さんのご意見なども頂戴しながら検討してまいります。